トイレ修理は緊急性を要するものが多いから、自分で対応できること、プロに頼まないとダメなことを状況別に覚えておくことは必要です。では、よくある不具合にはどんなものがあるのでしょうか。水が止まらなくなる状態は便器内とそれ以外の部分で、対応の仕方が異なってきます。便器内に流れ出ているときには、タンク内のボールタップの不具合、またはタンクレバーの不具合によるものです。
ボールタップは交換が必要になりますが、レバーの不具合はもう一度動かすと、元に戻ることがあります。給水配管や温水洗浄便座などから漏れている場合、素人では対応できませんから、トイレ修理を依頼することになるでしょう。直してくれる職人さんが到着するまでの間、自分でできることは止水栓を止めておくことぐらいです。温水洗浄便座に不具合があるときには、漏電防止の為プラグを抜いておきましょう。
また、基盤がダメになっていたときにはメーカーによる対応が必要になって、すぐに治らない場合があります。冬場に水が流れにくい場合、凍結している可能性があります。トイレ修理を依頼する前に、室内を暖かくしてそれでも流れなければプロに頼みましょう。凍結が起こるのは壁から露出している配管がある場合が多く、温水洗浄便座であっても凍結が起こることもあります。
暖房付き便座があったり、室内にファンヒーターを置いておいたりしていれば急激な冷え込みがなくなるので、凍結による不具合は起こりにくいです。